「常に危険を察知」マンU戦で2試合連続スタメン落ちの遠藤航、地元メディアは一定の評価。一方で「気づかなかった」「6番不在で再び先発外が物語る」と厳しい声も
「エンジンルームで経験をもたらした」
2試合連続でスタメンから外れたことには、どんな意味があるのだろうか。 遠藤航が所属するアメリカツアーのリバプールは8月3日、マンチェスター・ユナイテッドとのプレシーズンマッチに臨み、3-0と勝利を収めている。遠藤は先発から外れ、前回のアーセナル戦に続く途中出場だった。 【PHOTO】2024年夏に海外で新天地を求めたサムライたち リバプールは前半にファビオ・カルバリョとカーティス・ジョーンズのゴールで2点を先行。後半にもコスタス・ツィミカスが3点目を奪う。遠藤がライアン・フラーフェンベルフとの交代でピッチに立ったのは、その後の65分からだった。 短いプレー時間となったが、地元メディアからは一定の評価が下された。『Liverpool Echo』は6点をつけ、「短くてシンプルなパスで3-0を維持。常に危険も察知した」と報道。『Rousing The Kop』と『LiverpoolWorld』も同じく6点採点で、「途中出場して、十分よくやった」「エンジンルームで経験をもたらした」と賛辞を寄せている。 ただ、『Liverpool.com』は、やはり6点をつけながらも、「影響力は大きくなく、ピッチであまり気づかなかった。6番がいないのに再び先発外だったことが物語っている」と報じた。 昨シーズン終盤から、遠藤のポジションである守備的MFの強化が必要と騒がれてきたのは周知のとおりだ。アルネ・スロット監督の新体制となり、日本代表主将の去就を巡るうわさも後を絶たない。新指揮官の中で、遠藤の序列は低いのだろうか。 厳しい船出となることも見込まれる2024-25シーズン、遠藤がどのようなプレーを見せてくれるのか注目だ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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