中長期で良好なパフォーマンス「AB・米国成長株投信」にWA優秀ファンド賞、新NISAの資産形成にも
ただ、毎年マーケットは変わりますので、例えば最近ですと、AIというテーマがクローズアップされることで、「マグニフィセント・セブン」と言われる銘柄に注目が集まっています。そういうとき、個人の方の中には、そういった銘柄を全部買っておけばいいんじゃないかと思われる方がいるかもしれません。
ただ、その中にも、ペースが継続できる銘柄と、そうではなくちょっと脱落してしまう銘柄とがあります。もちろんまた体力を蓄えて、どこかで復活する可能性もあると思うんですけれど、そういうところを見極めながら投資をする必要があります。特に新NISAがスタートした2024年1月以降では、マグニフィセント・セブンの中でも、引き続き上昇しているエヌビディアという銘柄などは、さらに逆にペースを上げることができています。これは、同社がそれだけ利益の再投資の機会が多くビジネスの力が強いという証左です
逆に残念ながら、今ちょっと電気自動車の需要の不振等で脱落してきてしまっているテスラとか、また、携帯電話の規制等もあって減速しているアップルなど、マグニフィセント・セブンの中でも優勝劣敗が出てきております。したがって、銘柄の選び方という点で、われわれの運用はお役に立てるところがあるのではないかなと思っております。
そして、今でこそ新聞で見ない日はないですけど、AIというテーマが出てきたのも、まだ本当に1年強とか2年足らずぐらいの話です。その中でエヌビディアも最近の人気のテーマによる銘柄のように思われているかもしれませんけれど、実は当運用チームは、この銘柄をもうかれこれ10年を超える期間保有しているんですね。
また、非常にユニークな点として、日本で非常に多くの皆様にご愛顧いただいている当ファンド、つまり成長株戦略の運用を行っているんですけれど、その同じ運用チームが「優れたビジネス、しっかりと利益を出せる会社で且つ割安な会社」へ投資を行う割安株運用も行っています。そしてこの運用チームが、一番初めにエヌビディアに投資をしたのは2012年で、当時は割安株として投資をしたのが物語の始まりなんですね。