「夫のちょっとした行動が許せない」→「まさか離婚話にまでなるなんて」…「結婚20年」に隠れた《熟年離婚》のワナ
耐えられないほどの恐怖
夫は友達が少なく、これといって趣味もないので、土日もずっと家にいます。 相談者はパートをしていますが、夫が家にいると心が休まらないので、パート以外の日もなるべく家を空けているそうです。 「15分おきに夫がジュースを飲みに来るのが耐えられない」 それだけを聞くと、「そんなことで?」と思ってしまうかもしれません。 でも、相談者の女性は真剣そのもの。 「この先の人生を考えると、耐えられないほどの恐怖を感じる」とまで訴えます。
「もういいよ。離婚しよう」
女性は、こうした自分の気持ちを書き留めるつもりでLINEで自分宛に送っていたのですが、不運にも、それを夫に見られてしまいました。夫はショックを受け、「もう気持ちがないことは薄々気づいていた。もういいよ。離婚しよう」と言ってきたそうです。 「たかがジュース」のはずが、離婚話にまでなってしまい、さすがにショックを受けた妻は、私のところに相談に訪れたのです。 さて、みなさんならこの夫婦にどうアドバイスしますか? 『「その家事のやり方、非効率だよ」…妻を「人格否定」「洗脳」「奴隷化」する《無意識モラハラ夫》のヤバすぎる実態』へ続く
岡野 あつこ(夫婦問題研究家・パートナーシップアドバイザー)