カレーやコーヒーで歯が黄ばんでしまったので、ホワイトニングを受けたいです。相場はどのくらいなのでしょうか?
表は各歯科医院のホワイトニング料金を基に筆者作成 歯科医院によって、施術回数ごとの料金設定と1歯あたりの料金設定の2種類があります。1歯当たりの料金設定の歯科医院では、希望する本数だけホワイトニングが可能です。 笑ったときに見える歯のみをホワイトニングする場合、上顎で8~10本、下顎で8~10本、合計16~20本になります。16本の場合の費用は5万8080円、20本の場合は7万2600円です。このことから、オフィスホワイトニングの料金は3万円から7万円まで幅が広いことが分かります。
ホワイトニングのリスク
ホワイトニングは、特殊な薬剤を使用して歯の表面の汚れを分解する治療法です。この薬剤は歯に効果的ですが、歯茎や口腔内を刺激する可能性があるため、歯科医院では専用の保護材を使用して施術を行います。 また、ホワイトニング後に歯がしみることがありますが、この症状は通常すぐに治まります。
歯が黄ばむ原因は二つ
歯が黄ばむ原因は二つあります。一つは加齢で、もう一つは色素沈着です。歯の表面にあるエナメル質は透明で、その下にある象牙質はもともとクリーム色です。しかし、加齢に伴い象牙質が厚くなることで、そのクリーム色が濃くなり、黄ばんでいきます。 年齢を重ねるにつれて歯の黄ばみが気になるのは、このような変化が主な原因です。また、お茶、コーヒー、カレー、チョコレートなどの色の濃い食べ物や飲み物に含まれる色素が歯に沈着しやすく、黄ばみの原因となります。
ホワイトニング後は色素沈着しやすい
ホワイトニング直後は、歯の表面が色素を吸収しやすい状態になっています。 特にホワイトニング後の2日間は、白い歯を維持するために、白米、豆腐、キャベツ、大根、玉ねぎ、ヨーグルトなどの白い食べ物をバランスよく摂取しましょう。食後に歯磨きができない場合でも、口をすすぐだけで効果があります。 また、ホワイトニングの効果は永続的ではないため、定期的な歯科医院でのメンテナンスをおすすめします。
ホワイトニングの料金は、歯科医院や施術内容によって大きく異なる
ホワイトニングの料金は、歯科医院や施術内容によって大きく異なります。歯科医院でのオフィスホワイトニングの場合、3万円から7万円まで幅が広いことが分かりました。自分に合った料金プランと医院を選ぶために、複数の医院を比較検討することが重要です。また、ホワイトニングの効果やリスクについても事前にしっかりと理解しておきましょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部