Amazfit Active Edgeレビュー - 2万円未満のタフネスウォッチのコスパが高い
ワークアウトを「ウォーキング」として測定していましたが、バッテリー残量が100%のところからスタートして、10時間以上が経過してたどり着いたゴール地点でもまだ50%残っていました。今回は日帰りのトレッキングでしたが、このスタミナならば1泊2日の予定でも十分に対応できるでしょう。
位置情報については、5衛星測位(GPS、GLONASS、Galileo、BDS、QZSS)をサポートしており、往復22kmのコースを測定して、約21km程度の記録となりました。「ウォーキング」として測定していたため、登り降りの動きが中心となるエリアで誤差が出てしまったのでしょうが、それでも平坦な道を歩く際には、ペースや進捗の目安として心強い存在となりました。 なお、今回はルートナビゲーション機能を使いませんでしたが、スマートフォンの「Zepp」アプリ経由でルートを取り込むことで、ワークアウト測定の際に「ナビゲーション」を選択することで利用できます。
ワークアウトのメニューとして、ハイキングや登山のメニーが選択できれば良かったな、とは感じましたが、その反面、かなりマニアックなアクティビティや種目(例えば「ロッククライミング」や「ムエタイ」など)には対応しているので、幅広いシーンで活躍が期待できるでしょう。 あくまでシティユースを主用途に掲げている製品だと認識しておく必要はありますが、2万円弱で入手できるタフネスモデルとしては完成度の高い一台だと思います。
井上晃