Amazfit Active Edgeレビュー - 2万円未満のタフネスウォッチのコスパが高い
また、アウトドアシーンでの操作に関しては、ボタンを駆使しても良いようになっています。例えば、2時位置のボタンでワークアウトメニーの起動(または決定)、4時位置でアプリリストの起動(または戻る)、8時位置で下へ、10時位置で上へ――といった操作が可能です。 さらに、ボタン表面には、滑りどめの溝も掘られており、グローブを装着した状態でも扱いやすいと言えます。
■日常向け機能は十分だが満足に使えない部分も Amazfit Active Edge限定の機能というわけではありませんが、タフネス仕様のモデルでありながらもライフログを測定できる項目や、タイマーのような使える機能は充実している印象です。 例えば、「ワンタップで測定」という機能を使えば、心拍数、ストレス、血中酸素、呼吸速度――の4指標をまとめて計測できます。ただし、筆者の場合、腕の毛が伸びた状態だと正常に動作せず、毛を剃ってから再度試したら正常に計測されたことを補足しておきます。
ほかには、運動向けの「Zeppコーチ」機能も日常的に使うことになるはずです。同機能は、状況にあったトレーニングメニューを提案してくれるもので、トレーニングを勧めるスケジュールでリマインドしてくれたり、反対にトレーニング日以外にワークアウトをする際に注意を促したりしてくれます。 また、日常的な運動習慣については、「PAI」という指標を使って継続的な運動量をキープできるように、モチベーションを維持できる仕組みが整っています。
睡眠については、機器を装着して就寝することで、睡眠時間を計測でき、さらに「覚醒」「REM」「浅い眠り」「深い眠り」の4段階の分析も可能です。さらに、日中の仮眠をしっかり認識してくれることもポイント。同製品の価格帯を鑑みれば、コストパフォーマンスは良いと言えるでしょう。
■10時間のトレッキングで使ってみた、電池持ちが頼りに さて、今回はレビュー期間中にちょうど屋久島に行く機会が重なったので、往復10時間のトレッキングで、Amazfit Active Edgeを使用してみました。 結論から言うと、シティユースをうたう同機でも、アウトドアシーンでの活躍はある程度期待できるます。タフネス仕様や防水性能のおかげで安心して利用できるほか、バッテリー持ちが良く、位置情報即位の性能も頼もしいレベルでした。