駒澤大学高等学校、関東王者の大成を撃破しベスト4進出
6月8日、令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選の2次トーナメント準々決勝が行われ、令和6年度関東高校サッカー大会王者の大成と対戦した駒澤大学高等学校が2-0で勝利しベスト4進出を決めた。 【フォトギャラリー】大成vs 駒澤大学高等学校 立ち上がりから大成が押し込むも、最初の決定機は駒澤大学高等学校に訪れた。12分、PA内で相手のパスミスを奪った駒澤大学高等学校はFW9岩井優太(2年)が冷静にネットを揺らして先制点を決めた。対する大成は、ボール保持率が高く、失点後も慌てることなくパスを繋いで攻撃を組み立てていく。守備で我慢する時間帯が続いた駒澤大学高等学校だったが、ゴール前で身体を張った粘り強い守備で対応し、前半を1-0で折り返した。 後半開始早々の41分、駒澤大学高等学校はDF15西澤航星(2年)が、右サイドからのクロスをダイレクトで合わせ追加点を奪った。押し込まれる苦しい展開を耐えてリードを2点に広げた駒澤大学高等学校は、プレーにも余裕ができ、徐々に試合の主導権を握っていく。 試合終盤に差し掛かると2点ビハインドの大成は攻撃の手数を減らしてロングボールなどから駒澤大学高等学校の陣地へ進入を試み、ゴール前にも積極的にクロスを入れていく。しかし最後までゴールは遠く。そのまま2-0で駒澤大学高等学校が関東王者の大成を退け夏の全国に前進した。 (文・写真=田原豊)