NY株反発、140ドル高 米利下げ先送り警戒が後退
【ニューヨーク共同】4日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比140.26ドル高の3万8711.29ドルで取引を終えた。朝方発表された米雇用関連指標が労働需給の緩和を示したことで、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ先送りに対する警戒感が後退。買い注文が優勢となった。 米長期金利が低下したことも相場を支えた。ただ5月の米雇用統計の発表を7日に控えて様子見ムードもあり、値動きは限られた。 ハイテク株主体のナスダック総合指数は続伸し、28.38ポイント高の1万6857.05。