社員に朝食を提供 「朝活」でワークライフバランス促進へ JR九州
テレQ(TVQ九州放送)
記者 「朝7時ごろのJR九州の本社に来ています。まだ朝の早い時間帯ですが人が集まっています。こちらは社員向けの社内朝食なんです」 JR九州本社で、10月スタートした「社内朝食」。早朝に仕事をしている社員を対象に午前7時から約1時間、パンと飲み物をセットで提供しています。この社内朝食は給与所得の課税の対象になりますが社員の実質の負担は60円ほどで1日あたり約40人が利用しています。 JR九州の社員 Q今日何取った? 「ハムカツ&卵パンとコーヒー。10月から始まって週に2~3回来ている。朝食が一番大事だと思う。一日のエネルギーになる」 「家ではちゃんと食べていなかった。社内朝食をきっかけにしっかり朝ご飯を食べるようになった。(朝食を食べることで)集中力が高まっていると思う」 JR九州本社ではあらかじめ定めた総労働時間の範囲内で労働者が始業や終業の時刻などを自ら決めることができるスーパーフレックスタイム制を今月から導入。早朝に出社して帰宅時間を早める社員も増えているということです。 JR九州の社員 「(以前より)1時間半ほど早く出社するようになったのでその分早く帰るようになって終わった後の自分の時間が増えている」 担当者もワークライフバランスの促進に期待を寄せます。 JR九州 桑原昌宏さん 「朝食を食べることで昼前に疲れなくなった。それで集中できるという声もいただいている。早い時間に来て、効率的に仕事をしてもらい早く帰ってワークライフバランスを整えてほしい」 この「社内朝食」は2025年3月までの予定でその後は効果を見極めつつ継続するかどうかを判断するということです。
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