花園で年を越した16校、元日にベスト8を懸け激突。全国高校ラグビー大会 3回戦
天理はキャプテンのCTB内田旬、PR東尾颯太、池内継一郎(いずれも3年)を中心に全員で出足の速いタックルとモールを武器に、初戦は昌平(埼玉)を36-8で下して、3回戦に進出した。ディフェンスで粘ってチャンスで確実に得点して勝利をものにしたい。
◆第3グラウンド ・10:30 國學院久我山(東京第2/Bシード)vs.大分東明(大分/Bシード) ・11:55 東海大大阪仰星(大阪第2/Bシード)vs.報徳学園(兵庫) ・13:20 東福岡(福岡/Bシード)vs.茗溪学園(茨城/Bシード) ・14:45 関商工(岐阜)vs.石見智翠館(島根/Aシード) 第3グラウンドでも4試合が行われる。第1試合は國學院久我山(東京第2)と、九州王者の大分東明(大分)のBシード同士が激突する。
初戦、國學院久我山は固いディフェンスで日本航空石川(石川)を1トライに抑え、ベスト16に進んだ。BKはキャプテンのCTB齋藤航(3年)を中心に展開力に長けており、FWはHO笠井大志、LO森将太郎(ともに3年)を軸にセットプレーも力強い。FWとBK一体となった攻撃力で勝利を目指す。
大分東明は高鍋(宮崎)と26-26で引き分けて、抽選で3回戦に進出した。キャプテンのLO石川波潤(3年)を中心に、NO8セニビツ イリエサ(3年)、FLナクルィランギ サケナサ(1年)ら、フィジー人留学生の力強いキャリーで前進し、BKでボールを繋いでトライを取りたい。
第2試合は東海大大阪仰星(大阪第2)と報徳学園(兵庫)、近畿の強豪同士のカードで、両校の花園での対戦は4年連続となった。
初戦は佐賀工業(佐賀)にリードされながらも、逆転で接戦を制した東海大大阪仰星は、高校日本代表候補のSO吉田琉生、CTB向井悠統(ともに3年)らキックや展開力などBKに豊富なアタックのオプションを持つ。FWもキャプテンのFL青野寛大、駒井良(ともに3年)らワークレートの高い選手が揃っており、チーム一丸、グラウンド全体を使って戦う。