「一生ママって呼ばれないかもしれない」2歳息子が“発達障害”と診断され絶望…落ち込む倉持由香(32)を救った、プロゲーマー夫の“的確すぎる言葉”
〈「私のおっぱいを飲んでくれない」「2歳になっても言葉が出ない」息子の“発達障害”発覚…倉持由香(32)が語る、長男が「自閉スペクトラム症」と診断された経緯〉 から続く 【写真多数】夫はイケメンプロゲーマー…発達障害の長男・湊くんと倉持由香さん夫妻の“家族スリーショット写真”をすべて見る 2021年、第一子となる湊さんを出産したグラビアアイドルの倉持由香さん(32)。今年、その湊さんが自閉スペクトラム症であることを公表した。夫でプロゲーマーのふ~どさんとともに、湊さんの特性にどのように向き合ってきたのか。また、自身のキャリアについても振り返ってもらった。(全3回の2回目/ 3回目に続く ) ◆◆◆
「もしかしたら一生、ママって言ってもらえないかも」
――今年、一人息子の湊さんが自閉スペクトラム症であることを明かされました。公表のきっかけは? 倉持由香さん(以降、倉持) 去年末に自閉スペクトラム症の診断を受けたんですけど、その直後にメイクさんから、「うちの子も今2歳なんですよ! いっぱい喋って可愛い時期ですよね~。“ママ、ママ”ってずっとべったりでうるさいくらい!」みたいなことを言われて。 その方にはもちろんまったく悪気はないんですけど、「私はもしかしたら一生、ママって言ってもらえないかもしれない」「うるさいくらい“ママ”って言って欲しい」と思ってしまって、返す言葉に詰まっちゃったんです。 ――その場で明かすのもなかなか難しいですよね。 倉持 その前から、喋らない湊を見た知人から、「男の子って発達がゆっくりな子も多いから」と言われていたんです。でも、いつまで皆に「男の子って遅いから」の言葉を言わせてしまうのか考えてしまって。かといって嘘をつくのも違うと思ったとき、これは湊のありのままを知ってもらったほうがいい、と思ったんです。
ハッとした夫の言葉「湊のことを2人で一緒に攻略しよう」
――夫であるプロゲーマーのふ~どさんからも後押しが? 倉持 自閉スペクトラム症の確定診断を受けた後、私が何も手につかないくらい落ち込んでしまって、夫がずっと湊の面倒を見てくれていたんです。 そのとき、「いつまでもふさぎ込んでいても時計は止まったままだよ。湊はもう産まれてここにいるんだから、これからの未来のことを考えて、時計を進めていかないと。湊のことを2人で一緒に攻略しよう」と言われてハッとして。 湊のことを思うなら1日でも早く行動をするべきで、母親の私が塞ぎ込んでる場合じゃないんですよね。プロゲーマーらしい言葉選びも含めて、「たしかに!」って心から納得できました。 ――「攻略」というところに、プロゲーマーを感じます。 倉持 夫のこういうところが好きで結婚したんだったと、改めて思いました。
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