【平和島ボート BTS横浜開設17周年記念】前沢丈史 完全復調は近い 冷静ターンでシリーズ初白星
ボートレース平和島の6日間シリーズ「BTS横浜開設17周年記念」は15日、予選2日目が行われた。 波乱の一戦を冷静に立ち回った。前沢丈史(39=東京)は1号艇の2日目8Rを恵まれで1着。3コースから攻めた大江純がコンマプラス04のフライング。F艇に捲られ、4カドから捲り差した松田大志郎にも捲られかけたが絶妙な小回りターンでしのぐと、2Mを先取りしてシリーズ初白星をつかんだ。 「1Mはたまたまいいところが空いていた。ラッキーだっただけですよ」と謙遜していたが、「ペラは少しやりました。松田選手に対して意外とバックは持った。グリップ力は凄くありましたね」。調整に正解が出て、ターン回り系は上向いている。 現在はA2級だが、25年前期はA1級に復帰。前走地の江戸川(3~8日)では5コースからの抜きで、22年10月の住之江以来、約2年ぶりの優勝を飾った。完全復調は近そうだ。 3日目は2Rに3号艇、12Rに2号艇で出走する。地の利を生かした的確な走りでポイントアップを図る。