特番収録報道「私の口からは……」 芸能活動再開に意欲も、歯切れ悪い場面多々
複数の女性との不倫が報じられ芸能活動自粛となっていたお笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建が3日、記者会見し、「心当たりのないものもあった」としつつも一連の報道を概ね認めた。一方、すでに民放の年末特番の収録に臨んだのではないかとの一部報道については「番組に関しては私の口からはお答えできない」「ご理解いただければ」などと口を濁した。
芸能活動の再開について「こんなことをしておいて主張できる立場ではないと思いますけれども、そういう思いはあります」と意欲を示した。ただ、「大前提としましてやっぱりこういった仕事ですので、僕が復帰しますと言っても仕事がなければ復帰にはならない」とも語った。今後の具体的な仕事やスケジュールについての質問には「未定」「分からない」と繰り返した。 今回の会見の立て付けも、「復帰会見」ではなく「謝罪会見」だと主張。「僕自身も何かの番組に出てしれっと復活ということではなく、復活のタイミングでこういう(会見を開く)ことを考えていたんですけれども、今回は、昨今の(特番出演をめぐる)報道で1日も早くやった方がいいと。遅すぎるんですけれども。謝罪会見と勝手ながらさせていただければ」と、特番報道を受けて会見を設定したと説明した。 当初、渡部と所属事務所は、週刊文春のインタビューに応じてその場で謝罪すれば、活動再開できると考えていたという。会見でも渡部は「インタビューを受けることで収束に向かわないかという思いがありました」「文春のインタビューで終わりにしようという結果になったときにやっぱりどこかでほっと(した)」と語った。 半年間自粛すれば復帰できるとの考えもあったと明かしたが、「本当に漠然と半年くらいではないかと勝手な判断だった」と反省。復帰時期については「再度検討すると言いますか」と歯切れが悪かった。
児島「生き方、一から変えないと駄目」
相方・児嶋一哉には「一番頭を下げさせてしまった」と言及。連絡は取っていると言い、「とんでもない人に迷惑をかけていると。とんでもない数の人たちに迷惑をかけているし、やっぱりお前は生き方だったり考え方を一から変えないとだめだという話をしてもらいました」と明かした。 アンジャッシュとしての活動については、「もちろんコンビでやってきましたし、もう一緒にやりたい気持ちはありますけれども、迷惑をかけたくない」「僕が一方的にやりたいと言っても相手があること」などと語った。