2024年12月にInstagram Basic Display APIが提供終了! インスタの埋め込み表示ができなくなるかも?
今後もInstagramの埋め込みが確定で可能なツール
■ EmbedSocial(エンベッドソーシャル)
EmbedSocialは、従来よりDisplay APIを経由した個人アカウント投稿の取得、Graph APIを経由したビジネス・クリエイターアカウント投稿の取得の両方に対応していたため、後者の方法により今回の変更後も継続して利用することが可能です。
WordPressやShopifyなどのCMS、自社で作成したサイトなどあらゆる環境で活用でき、有料プランだけでなくフリープランも提供されています。サポートや管理画面が日本語にも対応しています。 ・EmbedSocial
今後もInstagramの埋め込みができる可能性が高いツール
■ Letro(レトロ) UGC(ユーザー生成コンテンツ)を中心にInstagramとWebサイトの連携を促進し、専任のコンサルタントによるサポートが一体となったサービスです。東証グロース上場のアライドアーキテクツにより運営されています。 ・Letro ■ OWNLY(オウンリー) UGCの活用とSNSキャンペーンが一元管理できるSNSマーケティングのサービスです。国内法人のスマートシェアにより開発・運営されており、2023年度に発生したX APIの変更にも柔軟に対応しています。お知らせ等も更新されていることから、今後も問題なく活用できそうです。 ・OWNLY ■ Smash Balloon(スマッシュバルーン) こちらは海外で非常に利用者の多いWordPressプラグインで、ハッシュタグでの投稿取得にも対応しているため、今回の変更後も継続的にサービスを利用できる可能性が高いです。 ・Smash Balloon
Instagram埋め込みツール選定時のポイント
■ 1. 連絡の取れるサポート 個人開発の多いWordPressプラグインでは、サービスの予定に関するお知らせがなく、サポートに連絡の取れないケースが多々あります。システムの導入時点で一度連絡を取り、返信有無や返信間隔、対応状況の掲載があるかなどを確認しておくことがおすすめです。 ■ 2. API変更による中断のないシステム 少数の開発者によって運営されている一部のサービスでは、APIの変更とそれに伴う調整により、一時的にサービスが中断される恐れがあります。24時間閲覧されるWebサイトにおいてこのような事態は好ましくないため、システムの稼働率が高いサービスを選ぶことをおすすめします。なお、システムの稼働率については、EmbedSocialのように一般に公開しているサービスもあります。
自社でのAPI開発は可能?
また、自社で独自にInstagram API開発を行うという方法もありますが、これは高い技術力を持つ一部の企業を除いて、あまりおすすめできる方法ではありません。多数のユーザーにSaaS形態でサービスを展開している企業であっても、API変更に都度対応するのは骨の折れる作業です。これによりサービス提供を停止したという企業も数多く存在します。 基本的には、自社でAPI開発をするよりも、SaaSシステムの利用に切り替えることをおすすめします。信頼できるサービスを見つけて、うまく活用しましょう。