夏の涼をさがしに郡上八幡と岐阜市川原町へ。清流と緑を満喫する11スポットを巡る
日本三大民踊のひとつ「郡上おどり」を体験
■郡上おどりを体験!〈郡上八幡博覧館〉 大正9(1920)年に建てられた旧税務署を当時の外観はそのままに利用した〈郡上八幡博覧館〉へ。 ここでは郡上八幡の魅力を水、歴史、技、郡上おどりのコーナーに分けて、わかりやすく展示、紹介しています。 日本三大民踊のひとつに数えられる「郡上おどり」の実演も行われます。踊りの曲目は「ヤッチク」「春駒」「猫の子」など全部で10種類あり、そのすべてが国の重要無形民俗文化財の指定を受けています。 また、実演を見るだけでなく踊りも体験もできます。散策のスタート地点として館内を見学すれば、郡上八幡の城下町散策が数倍楽しくなること間違いなし。※実演開催日は公式サイト等で要確認。 information 郡上八幡博覧館 住所:岐阜県郡上市八幡町殿町50 TEL:0575-65-3215 開館時間:9:30~17:00 (最終入館受付16:30) 休館日:12月24日~1月2日 Web: 郡上八幡博覧館 ■郷愁漂う水路〈やなか水のこみち〉で記念撮影 郡上八幡のメイン通りにある〈やなか水のこみち〉は、板壁の建物に囲まれた小さな水路にそって、長良川と吉田川から集めた8万個の玉石を敷き詰めた散策路です。 そよそよとゆれる柳並木や古い建物など、郡上八幡ならではの風情が感じられるスポット。浴衣を着て撮影するのにおすすめです。 information やなか水のこみち 住所:岐阜県郡上市八幡町新町 Web:やなか水のこみち ■焼きたてのお団子が自慢の〈団子茶屋〉でひと休み 香ばしい香りにつられて思わず足を止めてしまう〈団子茶屋〉は、昭和の時代から親しまれた郡上八幡の五つ玉みたらし団子が自慢のお店です。 郡上産コシヒカリ100%のお団子に秘伝のタレをたっぷり絡めて、こんがり香ばしく焼き上げます。 築100年の古民家をリノベーションした店内は、囲炉裏やお座敷、町屋づくりの建物ならではの中庭など懐かしい雰囲気が漂い、散策途中の休憩にピッタリ。 お団子をお茶と一緒に味わえる「お団子セット」(680円)などのセットメニューも提供。地たまり醤油を使った甘辛い特製タレの甘さが絶妙。さらに別添えのきなこをトッピングして味わえるなど、ふたつの味が楽しめます。 information 団子茶屋 住所:岐阜県郡上市八幡町島谷1105(今町) TEL:0575-67-1222 営業時間:10:30~17:00 定休日:水曜、第3火曜※12/29~1/4冬季休暇 Web: 団子茶屋 ■緑に囲まれた高台の宿〈郡上八幡ホテル積翠園〉 郡上八幡城がある八幡山の中腹に佇む〈郡上八幡ホテル積翠園〉は、郡上八幡などの観光の拠点として最適な場所に位置しています。 スタンダードルームは、一般的なビジネスホテルより広めでゆとりのあるつくり。旅行はもちろん、ビジネスにも最適です。 実は、郡上八幡でテラスつき露天風呂の部屋があるホテルはここだけ。城山の自然や満天の星などを眺めながら、お風呂に浸かれます。 食事は「郡上鮎」や「飛騨牛」、郡上産のお米や野菜、味噌など、郡上八幡自慢の食材をシンプルな調理法で提供。 長良川の清流と豊かな自然を持つ、郡上八幡の自然が育んだ食材本来の味を大切にした料理の数々が味わえます。 information 郡上八幡ホテル積翠園 住所:岐阜県郡上市八幡町柳町511-2 TEL:0575-65-3101 Web: 郡上八幡ホテル積翠園 ■岐阜市川原町の「長良川遊覧」で涼を楽しむ 「鵜飼」とは、鵜(う)を巧みに操って川にいる魚を獲る漁法のことをいい、岐阜県では、8世紀頃から鵜飼が行われていたといわれています。 長良川の鵜飼は、1300年以上の歴史を持つといわれ、5月11日~10月15日の期間、夕方頃から鵜を自在にあやつり、鮎を捕る鵜匠の手縄さばきを、観覧船からみることができます。そんな鵜飼観覧船の乗り場から、GWなどの昼間も遊覧船を運航。 美しく澄んだ長良川や金華山、岐阜城など国の重要文化的景観に指定された景観を眺めることができます。 屋根つきの遊覧船で心地よい風に吹かれ、約45~50分間の遊覧が楽しめます。なお、鵜飼観覧船の予約内容が確認できる画面等を〈長良川うかいミュージアム〉の窓口で提示すると展示室観覧料が割引になります。 information 長良川遊覧 住所:岐阜県岐阜市湊町1-2 TEL:058-262-0104 営業時間:10:00~16:00 Web: 岐阜市鵜飼観覧船事務所