コンタクト率重視なら「怖さがない」 助っ人加入で正念場…OB指摘、巨人22歳覚醒のカギ
高橋尚成氏は秋広に「もう少しパワーアップして使いこなせる体に」
巨人やメジャーリーグで活躍した高橋尚成氏が、来季プロ5年目を迎える秋広優人内野手の“覚醒のカギ”を語った。自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」を更新。「全体的なパワーアップ」を求めた。 【写真】元巨人ヴィーナス菊池桃子さんの美しすぎる開脚 2023年に121試合で10本塁打と定着しかけながら、今季は26試合で0本塁打に終わった。来季本当のブレークを果たすためにも、高橋氏は「秋広選手くらいのポテンシャルを持っていたら長打力をもう少し上げないといけない。コンタクト率は秋広みたいな選手がやることではなく、投手が投げていて怖さがないというか、あの体格ですし本塁打を打たれるか、もしくは三振してもなんてことないよという感じでいてくれたほうが投手は嫌じゃないかなと思います」と話す。 その上で必要なこととして「もう少しパワーアップして、それをうまく使いこなせる体にしていくことが重要かな。ある程度下半身中心にデカくなればキレもなくさずに、もう少し本塁打が打てるのではないか」と分析した。 今オフは豪州で武者修行。アデレード・ジャイアンツの一員として23試合に出場して打率.321(84打数27安打)、2本塁打、8打点、出塁率.387、OPS.839の活躍を見せ、前半戦で外野部門のオールスターに選出されていた。 チームは2023年に3Aでトリプルスリーを達成したトレイ・キャベッジ外野手を獲得した。22歳にとっては正念場となるが、高橋氏は「全然チャンスはある。若いということは1番のメリット」とキッパリ。「持っているものはあるので、チャンスを自分でいかしていくだけのことをしないといけない。外野に行っても丸選手がベテランなので休ませながらできたりとか、キャベッジがダメだったときに秋広が入れる可能性もあるし、一塁もまだまだチャンスある。うまく自分がアジャストできてマッチできる状況を作っておくことが常に重要」と説いた。
Full-Count編集部