2024年のブロックチェーン技術予測──リップル、コインベース、a16z、スタークネットなど10人の専門家に聞く
レイヤー2への流入
レイヤー2チェーンへのアクティビティの流入は、今年半ばには比較的下火になり、ほとんどの流動性はイーサリアムのメインネットに留まっている。その結果、レイヤー2チェーンにネイティブに存在するDeFiプロトコルは今年のほとんどの期間で流動性が流出した。 しかし、イーサリアムのガス代がアクティビティの急増とともに上昇するにつれ、新たな資本の一部は来年、新たな拠点としてレイヤー2チェーンに流れ込むだろう。 デジタル資産データおよび分析会社CCData(旧CryptoCompare)の展望レポート
レイヤー2の統合
イーサリアムはEIP-4844(プロトダンクシャーディング)を実装し、ポリゴン(Polygon)、アービトラム(Arbitrum)、オプティミズム(Optimism)などのレイヤー2チェーンの取引手数料を削減し、スケーラビリティを向上させるだろう。 アップグレードから1年以内に、イーサリアムのレイヤー2は、価値と使用の観点から、2~3の支配的プレーヤーに統合されるだろう。 マシュー・シゲル(Mathew Sigel)氏:ヴァンエック(VanEck)デジタル資産リサーチ責任者 |翻訳・編集:山口晶子、増田隆幸|画像:Shutterstock|原文:Blockchain Tech Predictions for 2024, From Experts at Ripple, Coinbase, a16z, Starknet
CoinDesk Japan 編集部