NTTデータ、次世代電池を導入 都心拠点、26年にも
NTTデータが東京都港区のデータセンター「NTT品川TWINSデータ棟」の電力源として、次世代の「ペロブスカイト太陽電池」を2026年にも導入することが8日、分かった。実証段階の利用で、29年の商用運用を目指す。軽量で薄く、ビルの外壁に設置できるペロブスカイト太陽電池の特長を生かし、再生可能エネルギーの活用を広げる。 データセンターは都市部に多く、従来の太陽光パネルを置く広い敷地の確保は難しい。生成人工知能(AI)普及で、データセンターの電力消費の急増が見込まれる中、十分な電源が確保できるかどうかが事業者の課題になっている。