イタリアのウオッチメーカー“パネライ”は、9月5日午後4時から24時間限定で、“サブマーシブル ルナ・ロッサ カーボテック”をオンラインブティックのみで発売する。37本限定となっている。 【画像】1940年代イタリア軍の低速潜水艇モチーフを刻印した裏ブタ

、“サブマーシブル ルナ・ロッサ カーボテック”

パネライはルナ・ロッサ プラダ ピレリの公式スポンサーを務める。本モデルは第37回アメリカズカップの開催を記念したもので、アメリカズカップ結晶を目指して予選を戦っているルナ・ロッサ プラダ ピレリのスキッパー兼チームディレクターのマックス・シレーナの手首を飾る。

ケースや逆回転防止ベゼル、レバーロック式リューズプロテクターには“カーボテック”を採用。カーボテックのプレートを形成するには、カーボンファイバーの薄いシートを管理温度下で高分子ポリマーPEEK（ポリエーテル・エーテル・ケトン）とともに高圧圧縮して合成素材を結合させる。これにより、非常に高い強度と耐久性を実現するのだ。カーボテックは美しさや強度、寿命を向上させるよう設計されており、チタンやセラミックよりも軽量で、腐食や摩耗などへの耐性に優れている。 サンブラッシュ仕上げを施したブルーの文字盤には赤い秒針を備えたサブダイアルがアクセントを加え、ルナ・ロッサの文字を中央下部、デイト表示を3時位置に配置。また、裏ブタはDLC加工を施したチタン製を採用したねじ込み式ケースバック仕様で、深海を航行する低速潜水艇（1940年代にパネライ製の計器を着用したイタリア海軍の特殊部隊が使用した）のモチーフを刻印している。

逆回転防止ベゼルを装備し、30気圧防水を備えるが、パネライ独自の基準により、防水機能表示よりも25％高い圧力をかけた品質テストを通過しているため信頼性も高い。 搭載する自動巻きムーヴメント“CAl.P.900”は、3日間のパワーリザーブを備える。直径は28mm、厚さはわずか4.2mmで、毎時2万8800回で振動するテンプは、バランスコックによって確実に固定されている。 様々なシーンで着用することを想定し、2種類のベルトが付属。ラバーとテキスタイルを組み合わせたバイマテリアルベルトと、ラバーベルトで、いずれも時計の堅牢さとスポーティーさを象徴したデザイン。販売価格は272万8000円。