「鳴門渦潮-早稲田実業戦みどころ」伝統校のスラッガーと、右腕エースの対決が見逃せない!【大会5日目第1試合】
第106回全国高校野球選手権大会5日目となる11日、第1試合は鳴門渦潮(徳島)と早稲田実業(西東京)の対戦が行われる。記念すべき第1回大会に参加した伝統校・早稲田実業が甲子園100周年の初戦に挑む。 【トーナメント表】甲子園 3日目までの結果一覧 お互いの中心選手の「対決」に注目したい。早稲田実業の打線の中心は、主将で2番打者の宇野 真仁朗内野手(3年)。高校通算64発の長打力はもちろん、走攻守そろったプロ注目の遊撃手で、今大会でも注目選手の1人として挙げられている。西東京大会の序盤は調子が上がらなかったが、終盤にきて上昇。甲子園でも活躍が期待される。 対する鳴門渦潮は、エースで4番を務める岡田 力樹投手(3年)が大黒柱。徳島大会では5試合、43.1回を投げ、奪った三振は37。140キロ台の直球と、カーブ、スプリットなど落ちる変化球を駆使して三振を奪ってきた。決勝では、プロ注目の阿南光・吉岡 暖投手(3年)と投げ合って勝利するなど、大きな自信をつけて甲子園に乗り込んでいる。打っても左打ちの4番打者として徳島大会で打率.556(18打数10安打)をマークした。 早稲田実業のスラッガーと、鳴門渦潮のエースで4番の対決。2人の調子がチームの勝敗を分けそうだ。