両足と顔に布テープが巻かれた遺体、26歳男性と判明 大阪・貝塚
大阪府貝塚市の海岸で、両足と頭に布テープが巻かれた男性の遺体が見つかった事件で、府警は22日、遺体の身元は大阪市西区のアルバイトの男性(26)と判明したと発表した。府警は殺人・死体遺棄事件として捜査している。 【写真】両足にテープが巻かれた男性遺体が発見された現場付近=2024年11月11日午後2時7分、大阪府貝塚市港、宮坂知樹撮影 捜査1課によると、男性は宮城竜斗さんで、10月26日にアルバイト先の飲食店に出勤したのを最後に行方がわからなくなったという。親族が同31日、西署に捜索願を出していた。 遺体は11月9日、貝塚市の海岸の消波ブロック上で横たわった状態で見つかった。布テープが両足と、口を塞ぐように頭部に巻かれていたという。司法解剖の結果、体を縛られたことで血流が滞り、臓器不全などを引き起こした緊縛性ショックが死因とみられるという。(田添聖史、宮坂知樹)
朝日新聞社