石破首相、きょう所信表明演説 「地方創生」と「防災政策」柱に
日テレNEWS NNN
石破総理大臣は4日午後、国会で所信表明演説に臨みます。物価高対策として、低所得者世帯向けの給付金による支援や、地方創生交付金を倍増する方針を打ち出す考えです。中継です。 石破総理は、自身がライフワークとする「地方創生」と「防災政策」を柱として打ち出す考えです。一方で、安全保障政策などの持論は、党内の反発に配慮し「封印」する形となりそうです。 演説で石破総理は、経済政策について物価上昇を上回る賃上げの実現に決意を示します。さらに、物価高対策として低所得者世帯向けの給付金による支援などを打ち出す考えです。また、地方活性化にむけ、地方創生交付金を当初予算ベースで倍増させる方針を打ち出す見通しです。 また、災害への備えを強化するため「防災省」の設置に意欲を示す考えです。一方で、総裁選で打ち出した「アジア版NATO」や「日米地位協定の改定」などは触れない見通しです。 石破総理は周辺に「党の理解を得られているもので、できることからキチンと話す」と述べています。 一方、いわゆる裏金議員の公認問題は調整が続いています。自民党執行部はこれまでに、基本的に公認する方向で検討しています。一方、比例代表での重複立候補は認めない案が浮上しています。ただ、党内からは旧安倍派を中心に「厳しすぎる、党内が分断する」という声がある一方、他の議員からは「甘すぎる、他の議員にも悪い影響がでる」と厳しい対応を求める声もあり、調整が続いています。