カメレオンラーメンって何だ? 専門家が考案する、親子で楽しむインスタント麺の実験的アレンジ
麺を入れるとすぐに、汁が鮮やかな青色に! 全体的に「緑もしくは黄」とはいかなかったが、麺の間にやや緑色になった部分も見える。 この段階では、かん水のアルカリ性によって紫が明るい青へとシフトしたようだ。
麺が程良い硬さになるまで、2分40秒ほど煮立てたら粉末スープを投入。 直後、汁が予定どおりピンク色に変化! かと思いきや、すぐに溶け出して赤みがかった紫色に着地、という結果に。1回目の実験では、きれいな色の変化を体験することは叶わなかった。
再度、麺や粉末スープを入れるタイミングを調整し、結果的にピンク色のスープが完成した。好みの具材をトッピングすれば、美味しい塩ラーメンのできあがりだ。 いろんな袋麺を使って、それぞれの変化を楽しんでみてはいかがだろう。
レシピ2. 海外で大人気のSUSHIラーメン
2品目は、ハワイの伝統料理である“ポキ”からインスパイアされた「SUSHIラーメン」。 日本ではあまり知られていないが、海外では袋麺を茹でずにそのまま食べるカルチャーが存在するらしい。
[材料] ・ツナ缶(もしくはマグロブツ)……1缶 ・アボカド……1個 ・トマト……1個 ・モッツァレラチーズ……1個 ・マヨネーズ……適量 ・わさび……適量 ・袋麺(味はなんでもOK)……1袋 ・醤油……適量 ※おすすめの袋麺は味噌味。今回は、「サッポロ一番」のみそラーメンを使用した。このレシピでは、必ず“湯揚げ麺”を使用しよう。
作り方はかなりシンプルだ。まず、アボカド、トマト、モッツァレラチーズをひと口大にカット。
麺は袋のまま砕いて、ひと口大にする。この砕く作業は、子供にやってもらえば楽しんでくれそうだ。
具材を皿に盛り付けたら、ツナ缶をプラス。続けて粉末スープ(半分くらい)、わざび、マヨネーズといった調味料をひととおりのせたら完成だ。
具材をよく混ぜてサラダ感覚で食すとうまい。麺の食感は、シーザーサラダなどに入っているクルトンやベビースターラーメンをイメージしてもらうとわかりやすいだろう。アボカドとトマトとの反する食感が楽しめ、程良い塩気に味噌が利いている。 「モッツァレラチーズはたっぷり」が大和さん流だ。