山崎元から息子への最期の手紙「28歳くらいで適応能力が衰えて35歳で評価が定まる。だから45歳で…」誰にもやってくる<キャリアプランニングの節目>の乗り越え方
◆45歳がキャリアの曲がり角 人生は、一つの組織や仕事に頼るにはいささか長い。会社や役所の「定年」は60歳、65歳かも知れないが、その先が長い。 そして、組織が用意してくれる機会は先細りでつまらないものが多い。 45歳くらいから、高齢期の働き方を見据えた「セカンドキャリア」の準備が必要だ。準備が遅れると、できることの範囲やスケールが小さくなる。 準備として必要なのは、仕事に必要な「能力」と、自分の仕事を買ってくれる「顧客」の2つだ。 いずれも獲得には時間が必要だ。準備は早くから始める方がいい。 ※本稿は、『経済評論家の父から息子への手紙:お金と人生と幸せについて』(Gakken)の一部を再編集したものです。
山崎元