ペプチドリームR&Dトップが語る放射性医薬品の有望性
村上雅人(むらかみ・まさと)/1998年東海大学医学部卒業後、病理医として勤務し、東京大学大学院で医学博士を取得。医師としてのバックグラウンドを持ち、スイス・ノバルティス、第一三共でグローバル開発戦略に携わる。2022年1月にペプチドリーム入社、CMO(最高医学責任者)。2024年7月から子会社PDRファーマ社長を兼務。(写真:大澤誠)
2022年1月の入社以来、ペプチドリーム(4587)の探索研究から臨床開発(治験)までを統括するのがCMO(最高医学責任者)の村上雅人氏だ。医師資格を持ち、アカデミア、スイス・ノバルティス(NVS)、第一三共(4568)を渡り歩き、激烈なグローバル創薬開発競争の最前線を熟知する。7月1日には「放射性医薬品」事業を担う戦略子会社PDRファーマの社長にも就任した。次世代創薬技術としてグローバル製薬大手が注目する「放射性医薬品」分野でトップを走る、スイスの製薬巨人・ノバルティスとはこの4月に超大型提携をまとめ、ペプチドリームは実力の高さを見せつけた。日本のバイオベンチャーの雄が描く「放射性医薬品」を柱とする成長戦略を、キーマンに語ってもらった。
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大西 富士男