【2024年版】 今こそ行きたい! 日本の夏の絶景 ~北海道・東北篇~
◆秋田県
◆秋田駒ヶ岳 標高1,637メートルの「秋田駒ヶ岳」は「東北百名山」のひとつで、秋田県の最高峰。男女岳、男岳、女岳の総称で、北日本一といわれるほど豊富な高山植物が生育している。 その数は数百種類ともいわれ、「新・花の百名山」としても有名。夏にはチングルマやニッコウキスゲの花々の群生が見られるが、特に男岳の「ムーミン谷」は最大のチングルマ群生地であり人気スポットだ。 また、山頂からの眺望もすばらしく、鳥海山や岩手山、瑠璃色の田沢湖を一望できる。 見ごろの時期:~8月上旬 秋田駒ヶ岳 所在地 秋田県仙北市
◆宮城県
◆仙台七夕まつり 「仙台七夕まつり」は、仙台市中心部を七夕飾りが彩る「紙と竹」の優美な祭典。七夕行事は藩祖・伊達政宗公の時代から行われていたといわれる。昭和3年からは飾りつけを競い合うイベントとなり、現在も七夕祭りとして日本一のスケールを誇る。 七夕は一般的に7月7日の行事として知られるが、仙台七夕まつりは中暦に合わせて8月に開催。仙台駅前から中央通り、一番町通りのアーケード街は各商店会が手作りした豪華絢爛な竹飾りで華やぎ、審査会も開催。 中心部だけではなく、周辺地域の商店街の素朴な七夕飾りも懐古的な趣があり、人々の目を楽しませてくれる。 開催日:2024年8月6日(火)~8日(木) 仙台七夕まつり(せんだいたなばたまつり) 所在地 宮城県仙台市中心部および周辺の地域商店街
◆岩手県
◆厳美渓 「厳美渓」は名峰・栗駒山から流れる磐井川の浸食によってできた渓谷。約2キロメートルにわたり奇岩、甌(おう)穴、滝、深渕が連なる変化に富んだ渓谷で、国の名勝および天然記念物に指定されている。 渓谷を流れる水流は翡翠色の輝きを見せ、深い緑に覆われた岩盤の景色はため息が出るほど美しい。渓谷沿いには往復45分ほどの散策路が設けられ、清流のせせらぎを耳にしながら大自然を満喫できる。 また、散策路の途中にある吊り橋「御覧場橋」からは、上流の荒々しい流れと下流のゆったりとした流れの両方が見られ、この不思議な光景は見る人を驚かせる。 歩き疲れたら、名物のだんごを食べながら一服したい。 厳美渓(げんびけい) 所在地 岩手県一関市厳美町字滝の上地内