あのマジうまハンバーグ缶にカレー味が出たぞ!
缶入りのハンバーグ「缶バーグ」が登場したときは驚きました。フタを開けると大きなハンバーグが1つ入っていて、その周りにはおいしそうなソースがたっぷり。 【写真】ワンプレートランチに使える「カレー味のハンバーグの缶詰」はおいしさしかない この連載の第131回で「デミグラスソース味」と「和風ソース味」を紹介しましたが、最近になってその新商品が出たとか。 「今度のお味はカレー味! もうおいしい予缶しかしないです」 缶ジャレを交えてあおってくる缶詰博士の黒川氏。取りあえず1度落ち着いてもらって、冷静なレポートをお願いします!
■ニューバージョンはカレー味 あらためて申し上げたい。「たいがいの料理は缶詰にできるんだ!」と。 そのことを再認識したのは、ハンバーグが缶詰になって登場したときだった。 手掛けたのは銀座の老舗精肉店&料理店を経営する「吉澤畜産」で、缶詰製造を請けたのが宮城県石巻市の「木の屋石巻水産」という黄金タッグ。 商品名は「缶バーグ」という、誰が読んでも「うん、間違いないネーミングだ」と思わせる名前だった。デミグラスソース味と和風ソース味でデビューしたが、この4月にニューバージョン「カレーソース味」が加わった。果たしてどんなお味なのか?
■ジャポニカ米が進みそう 缶ごと湯せんで温めてからオープン! 立ち昇ってきたのは穏やかなお家カレーの匂いだった。 ソースを舐めてみると、玉ネギの甘みとスパイス、それにハンバーグの肉汁が溶けあっており、辛味は少ない。昨今流行のスパイシーカレーとはベクトルが異なっており、ふっくら炊いたジャポニカ米が進みそうな味付けだ。
■被写体ブレしそう ハンバーグを引き出すと、この有様。サイズがフタを取ったあとの内径ぎりぎりなので、雑に引き出そうとするとフチに引っかかってしまう。そのギリギリサイズが嬉しい。 厚みも申し分なく、どっしりとした重量感がある。こうしてフォークに刺して片手で持ち上げると手が震え、被写体ブレしそうである。