BYDシールで1000km走って「充電性能の安定性」に衝撃! リアルワールドでも「コスパ最強」が証明された
2)湾岸長島PA下り→加古川北IC(折り返し)→草津PA上り(90kW級急速充電器)
・走行距離:325.1km ・消費電力量:85%→14% ・平均電費:約5.94km/kWh(168Wh/km) ・外気温:29℃→27℃ ・充電セッション:14%→31%(15分) すでに折り返し地点を超えました。1000kmチャレンジの最長区間での平均電費は約168Wh/kmと、120km/h制限区間を含む1回目よりも電費が悪化する結果に。120km/h制限区間の流れが少し悪かったことを考慮に入れても、160Wh/kmは切るだろうと推測していたので、やや残念な結果に。 そして、草津PAに設置されているのは90kWであることから、すぐ先の湾岸長島PAの150kWを使用したほうが充電時間を短縮できるので、ここでは湾岸長島PAに辿り着けるぶんだけの充電に留めています。
3)草津PA上り→湾岸長島PA上り(150kW級急速充電器)
・走行距離:84.1km ・消費電力量:31%→13% ・平均電費:約6.04km/kWh(165Wh/km) ・外気温:27℃→29℃ ・充電セッション:13%→70%(33分) 最後の充電スポット予定は湾岸長島PA上りです。タイムトライアルにおけるわずかなミスとしては、SOC13%で到着している点です。このSOCを減らしたぶんだけ、150kW級で充電できる割合が増えるわけで、1000kmチャレンジのタイム短縮につながるからです。 これにはじつは理由があり、じつは以前、Atto 3とドルフィンではSOC10%以下まで減らすと充電残量表示が急速に減っていくという挙動を経験していたことから、このシールでも警戒し、SOC10%以下まで攻めることを避けました(このSOC急減問題については湾岸長島・海老名間でシールでは問題ないことが判明しています)。 そして、SOC70%までの充電セッション中、SOC60%前半まで105kW、 さらにそれ以降は80kW前半と、熱ダレのような挙動は一切確認されずに安定した充電を行えました。