「繊細さん」は要注意!? 疲れやすい2月後半におすすめの“美容ケア”を旧暦研究家がアドバイス
旧暦とは、月の満ち欠けをベースとしたもの
2月は節分、立春、旧元旦と節目が続くとき。本来の体のリズムに合わせた美容ケアで過ごしてみると、案外もっと心地よく暮らしていけるかもしれません。そのためのヒントを、旧暦研究家のひさとみゆりかさんに指南してもらいましょう。 【写真】当たりすぎる占い師、Love Me Doが占う今月の運勢|2024年2月20日~3月18日 そもそも2024年は、陰陽が目まぐるしく入れ替わるように始まった年。続く2月は、旧暦でみる「区切り」が点在する華やかなときです。ただそれだけに気が散りやすく疲れやすいことも。どうぞご自身の気を大切に、自分のスピードと意思をもってすごしてください。旧暦はお月様の動きをベースにゆるやかな準備期間と、頑張らなくていいときを含んでいます。スケジュールに組み込んで、新しい季節の始まりを楽しんで過ごしましょう。
【八専(2月18日~2月29日)】 この期間は、パーツケアを集中的に
●おすすめ:パーツケアを念入りに楽しむ ●気をつけたいこと:頑張りすぎ 今は、陰の暦である八専(はっせん)に入ります。2か月に一度やってくる調整の暦。この時期は気があちこちに散りやすく、疲れがでやすいときなので無理をしないで。特に繊細さんは、誰かの反応や意見などに振り回され、ぐったりしやすいかも。人間関係もシンプルに、この時期は頑張って広げなくても大丈夫。 その半面、あれこれとマルチに対応せずに、これをひとつと定めておくと、ゾーンに入り思わぬ結果をだせるときです。何かひとつ作品を作り上げる、この仕事を仕上げるといったことでもよいでしょう。 美容においても、全てを頑張るよりも、集中ケアがおススメ。磨きたいパーツを意識して、こだわってケアを極めてみると、癒しの時間にもつながるでしょう。 また今年は4年に一度、2月が29日まである閏月。たった1日ですが貴重な24時間のギフト。29日は好きなことを行う時間を取り込んでみて。
【戊午の望・一粒万倍日・二の午(2月24日21時30分)】この期間は、 "食べる"を見直す
●おすすめ:食生活や健康習慣の見直し ●気をつけたいこと:暴飲暴食 2月に巡る午(うま)の日は、全国に三万大社以上あると言われる稲荷神社に祀られる稲荷神とのご縁日。稲荷神は豊作を願う人々がたよりにしていた神様です。 私たちはいつでもどこでも「食べる」ことに困らない時代に生きていますが、昔は食べられることは生きることでした。2024年は2月24日の二回目の午の日が満月と重なり、さらに一粒万倍日も重なります。食べられることを改めて意識をしたい日です。 満月なので、月の巡りはここからそぎ落としていく時期。ダイエットもこの日からであれば無理なくすすめられそう。冬にため込んでいたあれこれを、春にむけてゆっくりと軽やかに。自分の心と体に合う、食生活や新習慣を取り入れてみてもいいでしょう。稲荷神社への参拝も吉日です。逆にこの期間あたりでの暴飲暴食は、過剰にふくらみやすいので注意して。
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