パート先の社員が退職するので、退職祝い代として「1人1000円」払うよう言われました。あまり関わりのない人ですし、断って大丈夫でしょうか…?
払わないと伝えるときのポイント
退職祝いに関わらないことを決め、代金を払わないと幹事に伝えるときは、幹事の面目を傷つけないように配慮することが大切です。幹事には、参加費の集金だけでなく退職祝いについての意見の取りまとめや購入など、職務以外の負担が大きくかかっています。そのような中で払わない人が出てくると、やるせない気持ちになるかもしれません。 前記の通り、払わないことを「簡潔に・早めに」伝えることに加えて、「取りまとめ役をしてくれてありがとう」などと言って労をねぎらうことで、参加しないマイナスイメージを減らすようにします。
まとめ
職場の雰囲気に流されて、納得しない状態で退職祝いの割り勘に付き合うと、たとえ少額であっても払いたくないお金を払ったことが頭に残り、不愉快な気持ちを抱えたまま職場で過ごすことになりかねません。自身の信念や経済的な状況を大事にしながらも、職場での人間関係に配慮しつつ、適切な行動をとることが大切です。 出典 厚生労働省 パワーハラスメントの定義について 執筆者:根本由佳 FP2級、中小企業診断士
ファイナンシャルフィールド編集部