中国の銅精錬業者、最大10％の減産に一歩近づく－ＬＭＥ銅上昇
（ブルームバーグ）： 中国の銅精錬業者は、共同での減産実施に一歩近づいた。鉱石の供給逼迫（ひっぱく）を受け、加工費がゼロに近づいたことに対応する。中国の精錬業者は世界の精錬銅供給の半分余りを占める。
主要精錬業者13社は、今年の生産計画を５－10％削減することを提案したと、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。協議の非公開を理由に匿名を条件に語った関係者によれば、この提案は28日に上海で開催された「銅原料聯合談判小組（ＣＳＰＴ）」の四半期会合で行われた。
ロンドン金属取引所（ＬＭＥ）の銅相場は現地時間28日午後３時28分（日本時間29日午前０時28分）時点で0.3％高の１トン＝8873.50ドルを付けた後、8867ドルで終了。今月18日には9164.50ドルと、昨年４月以来の高値を付けていた。
原題：China Copper Smelters Move Closer to Possible 10% Production Cut、LME 3-Month Copper Closes Higher; Nickel Rises（抜粋）
--取材協力：Mark Burton、Maria Clara Cobo.
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