「やりたい仕事が見つかるまではフリーターやる」という大卒間近の息子。 「就職浪人」させた方が長期的なコスパはよいでしょうか…。
就職浪人とフリーターどちらにすべき?
もし大学卒業までに就職先が決まっていない場合、就職浪人とフリーターどちらを選択すべきでしょうか。目的によってもどちらの選択が適しているかは異なり、コスパの観点からも一概にどちらがよいとは言い切れません。 たとえば、やりたい仕事探しを重視するのであれば子どもの意見を尊重し、フリーターとしてさまざまな経験を積むことも一案です。働く中で仕事と自身の相性を確認できるでしょう。また、アルバイトとして働くことで経験だけではなく、収入も得られます。 一方、就職を第一に考えるのであれば、時間に融通がききやすい就職浪人の道を選ぶ手もあるでしょう。条件の良い求人には応募者が殺到することも少なくありません。フリーターとして働いていると求人を見る時間が減りせっかくのチャンスを逃したり、仕事の日程と合わず思うように面接日程が組めなかったりする可能性があります。 その点、就職浪人は求人への応募などを速やかに行えます。また、どちらもメリット・デメリットがありますが、子どもの意見に耳を傾けることも大切です。就職は人生において重要なものだからこそ、親子でよく話し合い、納得のいく道を探しましょう。
就職浪人とフリーターそれぞれのメリットを踏まえて進む道を決めよう
就職浪人は自由に時間を使いやすく、就職活動に専念しやすいことがメリットです。一方、計画を立てないと怠惰に過ごしてしまうリスクがあります。フリーターは興味のある仕事に挑戦でき、収入を得られることがメリットです。 ただし、アルバイトに精を出しすぎると、就職活動に支障が出る原因になり得ます。子どもの意見をきちんと聞き、親子で将来について話し合いましょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部