【NBA】ニックスがNBAに抗議 これまで再試合となったケースは?
NBAにおける抗議って何?
NBAにおける抗議とは、不正確な笛や、ルールの適用ミスなどを理由に、チームが試合の一部分の再試合求めることだ。抗議を申し立てるチームは1万ドルを支払う必要があるが、異議申し立てが成功すれば、その金額は返還される。 チームは抗議を提出するのに試合終了から48時間、さらに証拠を添付するのに5日間の猶予がある。その後、リーグの運営部門代表とその部署が確認し、NBAコミッショナーが最終的な決定権を持つ。 抗議が成功すれば、抗議の対象となった試合の一部が再びプレイされることとなる。第4クォーターの数分間などであることがほとんどだ。
これまでに成功したNBAでの抗議は?
『NBA Hoops Online』によると、これまでに成功した抗議は8回ある。しかし、1982年以降は一度しか成功していない。 2007年に、マイアミ・ヒートはシャキール・オニールが6ファウルで退場となった試合に対して抗議している。実際は5ファウルしかしておらず、試合に残ることができたはずだったのだ。 2007年12月19日に行われた試合のオーバータイム残り51.3秒が、2008年3月8日に再びプレイされることとなった。しかし、その時点でオニールはすでにヒートからフェニックス・サンズにトレードされていた。元の試合でヒートは111-114で敗れたのだが、再試合後も同スコアで敗れる形となった。 抗議の結果、勝敗が変わったケースは3回しかない。
Bryan Murphy、大西玲央