28日まで「メディカルクリエーションふくしま」 福島県郡山市
医療機器設計・製造に関する国内最大級の展示会「メディカルクリエーションふくしま」は27、28の両日、福島県郡山市のビッグパレットふくしまで開かれている。20回目で、全国255の企業・団体が最先端の医療技術などを紹介している。 実行委員会の主催。医療・介護の現場で使われる製品や部品、機器に使われる加工・成形といった技術を発信するブースが並んでいる。ものづくり企業78社が高い技術力をPRする「ふくしまTECH(てく)てっくストリート」、手術支援ロボットなど最新の医療機器がそろう手術室・集中治療室を再現したコーナーも注目を集めている。 初日はオープニングセミナーを開き、医療機器設計・製造の拠点化を進めてきた福島県の成果と課題を考えた。内堀雅雄知事や経済産業省、県内に製造拠点を置く企業、大学・研究機関の代表者が、県内の医療機器産業への期待などを発表した。内堀知事は総括で「医療機器産業のトップランナーとしての期待に応え、福島県の復興・創生を進める」と決意を示した。
開会式では関係者がテープカットで節目の開催を祝った。福島民報社の芳見弘一社長が出席した。