3位町田が土壇場の下田北斗PKで柏に追いつきドロー 連敗2でストップ、逆転Vへ望みつなぐ
◇明治安田J1リーグ第34節 柏1―1町田（2024年10月19日 三協F柏） 3位から逆転優勝を目指す町田が0―1から終了間際の同点弾で引き分け、あわや3連敗の危機から3試合ぶりに勝ち点を手にした。 【写真】＜柏・町田＞試合後、うなだれる町田イレブン（撮影・小海途 良幹） 序盤はホームの柏にペースを握られた町田は、先発した左のMF相馬勇紀、右のMFバスケス・バイロンの両サイドハーフからチャンスを作るも、決定機には至らず。後半18分には柏の右CKで、GK谷晃生が両手を伸ばしてジャンプしたもののキャッチできず、後方にこぼれたところをFW細谷真大にヘディングで押し込まれて先制を許した。 町田は後半、オーストラリア代表としてW杯アジア最終予選の日本戦にも出場したFWミッチェル・デュークらを投入し反撃した。攻勢を強めた後半44分、途中出場のFW藤本一輝がペナルティーエリア内で柏FWフロートに倒され、VAR判定の末にPKを獲得。同じく途中出場のMF下田北斗がこれを決め、土壇場でPKに追いついた。 最後はカウンターの応酬となり両チームとも決定機をつくったものの勝ち越し点を奪えず、そのまま1―1で引き分けとなった。
