「あまりに上手すぎて神木さんを喰ってしまわないか…」《海に眠るダイヤモンド》ヒロイン・杉咲花が日曜劇場に返り咲けた「母の厳しい戒め」
主演を喰うヒロイン
およそ2ヵ月に及んで放送された『海に眠るダイヤモンド』がついにフィナーレを迎えた。 【一覧】「現場で好感度の高い女優ランキング30」最下位だった「女優の名前」 炭鉱業で栄え、かつては東京を超えるほどの人口密度を誇った軍艦島をモデルとする本作。ドラマは島に生きた人々の栄枯盛衰を描いた歴史フィクションだ。 前編記事『「女の子は『紳士でカッコいい』と口を揃える」…《海に眠るダイヤモンド》主演・神木隆之介の「芸能界一の隠れモテ男伝説」』につづき、苦労の連続だった杉咲の芸能界人生と母・チエさんとの絆を詳しく紹介する。 物語のなかでも異彩を放っていたのがヒロイン役の朝子を演じる杉咲花(27)だった。 「決して簡単な役柄ではなかったが、前評判通りの演技力を見せつけた。あまりに上手すぎて神木さんを喰ってしまわないか心配するほどだった」(TBS関係者) ドラマでは島内の食堂の一人娘として懸命に働く姿が度々映し出されていたが、杉咲自身もまた一度は芸能界を諦めた過去を持つ苦労人だ。事務所関係者が語る(以下、「」は事務所関係者) 「神木さん同様、杉咲も子役としてデビュー。当時は『梶浦花』という芸名でした。しかし、当時はアイドル路線での仕事が多く、杉咲自身が思い描く芸能生活ではなかったそう。そこで一度は自らの意思で芸能界から去っています。ただ、どうしても役者の道が諦められず、中学時代に『杉咲花』として復帰。再デビューを果たしています」
母に再デビューを直談判
歌手でキャンドルアーティストのチエ・カジウラさんとバンドマンの父のもとに生まれた杉咲。私生活では幼少期に両親が離婚。母と子の2人での生活が続いた。 「離婚したのは彼女が3歳の頃です。それからは長らくチエさんとともに都内のマンションで暮らしていました。杉咲自身は父親との記憶はそれほど残っていないそうです。その分、母との絆は深い。 芸能界への再デビューの際も杉咲さんがチエさんに直談判。お母さんも『あなたがやりたいのならやればいい。やめたくなったらすぐにやめなさい』と返事をしたと聞きます。基本的にお母さんは娘の芸能活動には一切口を出さず、温かく見守り続けるスタイルを貫いています」 そんな母が唯一、娘に出した条件があるという。
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