巨人の“新人王コンビ”は大自然の中で育まれた!大勢は五円玉相手に練習、船迫は江川ばりの川に石投げ
巨人・船迫大雅投手(28)と大勢投手(25)の“新人王コンビ”が2日放送の日本テレビ系「秘密のケンミンSHOW極 お正月だヨ!チョー田舎県民SP2025」(木曜後9・00)にゲスト出演。それぞれの故郷について語った。 【写真あり】船迫 豪華ハワイのホテルでアロハ~ 昨季は4年ぶりのセ・リーグ優勝を果たしながら、クライマックスシリーズ(CS)で3位のDeNAに敗れて日本シリーズ進出を逃した巨人。 オープニングで「今年は日本一になれるように頑張りたいなと思います」と話した2022年セ・リーグ新人王の守護神・大勢と、2024年セ・リーグ新人王の船迫が出演した。大勢は兵庫・多可町、船迫は宮城・蔵王町の出身だ。 番組はまず、大勢の故郷へ。人口約1万9000人の多可町内には駅がなく、最寄り駅は隣町にあるJR西脇市駅。一両編成の電車は1時間にほぼ1本というダイヤで、しかも大勢は自転車を毎日1時間こいで自宅から駅まで向かっていたとか。 町の8割が森林。幼少期の大勢は五円玉に糸を通して木から吊り下げたお手製の“五円玉キャッチャー”に狙いを定め、そこ目がけて石を投げることでコントロールを磨いたという。 また、船迫の地元・蔵王町は人口約1万人。こちらも町内には駅がなく、最寄り駅は隣町のJR東白石駅。番組スタッフが訪ねると、平日の午前8時半で乗降客2人という閑散とした雰囲気だった。 のんびりした空気の中で育った船迫は幼少期、地元の松川に向かって日暮れまで“石投げ”をして遊ぶのが定番だったそうで、これは“怪物”と言われた元巨人エース・江川卓さん(69)と同じエピソードでもある。 VTRが終わると、「バスとかも時間が難しいので、なかなか。都合のいい時間にないので。自転車で行くことが多かったですね」と大勢。“五円玉キャッチャー”については「友達が野球をやっている子が少なかったので、練習するのは自然の中で、一人で」という状況で編み出した練習法だった。 また、船迫は“パンチのきいた駅”と指摘されると「無人駅で。しかも中に券を買うところがあるんですけど。東京とかだったらタッチパネルでできるじゃないですか。タッチパネルじゃなくてラーメン屋さんとかにある食券みたいな感じで買うんですよ」と補足説明していた。