【写真：Getty Images】

　韓国代表は現地時間10日、ワールドカップ・アジア最終予選（3次予選）グループB第3節でヨルダン代表と対戦した。試合は、韓国代表が2-0で勝利している。韓国メディア『OSEN』は、この試合で主審を務めた日本人審判のジャッジに疑問を呈していた。 　 【順位表】2026年ワールドカップ（W杯）アジア最終予選 　ヨルダン代表のホームに乗り込んだ韓国代表。この一戦は、ヨルダン代表のラフプレーが目立つ試合だった。23分、ファン・ヒチャンが敵陣内でボールを受けるとヨルダンのエサン・ハダッドのタックルを受けて転倒する。その後立ち上がることができずに、スタッフの手を借りながらオム・チソンと交代でピッチを後にしていた。さらに後半の立ち上がりには、ファン・ヒチャンと交代でピッチに立ったオム・チソンも負傷交代している。 　同メディアは、「ヨルダン代表は終始一貫して荒れたプレー。日本審判が選手の負傷につながる傍観プレー」と題して、「韓国の攻撃を防ぐために、荒いバックタックルを躊躇しなかった。しかし、日本人の審判がカードを取り出すことを躊躇して、韓国の選手だけが被害者になった」と、ヨルダンの選手たちがラフプレーを繰り返していたこと、その影響で負傷者が出てしまったことを指摘。 　さらに、「ヨルダンのマナーのないプレーは続いた。ファン・インボムは後ろからタックルされて倒れた。傍観していた主審も今回はイエローカードを出した。後半も同じだった。ヨルダン選手の雑なプレーのためにオム・チソンが負傷し、ペ・ジュンホと交代でピッチを去った。この試合は日本の審判陣がジャッジした。VARの出番はあまりなかったが、木村主審のハードなプレーを許す志向が残念だった」と、ヨルダンの選手たちがラフプレーを繰り返していたにも関わらず、この日主審を務めた日本の木村博之審判がうまく試合をさばききれなかったことで怪我人が出たと苦言を呈していた。