米軍基地跡地の埋蔵文化財保護と発掘調査で県内5市町村と沖縄防衛局が協定締結
QAB 琉球朝日放送
アメリカ軍基地を抱える宜野湾市など県内5市町村は、基地返還後の跡地利用で埋蔵文化財が見つかった際に発掘調査や保護などを円滑に進めるための協定を沖縄防衛局と結びました。 沖縄防衛局と協定を結んだのは宜野湾市や浦添市、北谷町や金武町、北中城村の5市町村です。 アメリカ軍基地の返還について、現在、嘉手納以南の一部で進められていますが跡地には遺跡など多くの埋蔵文化財が確認され法律で定められた発掘調査などで開発が遅れる可能性が指摘されています。 この現状を受け、今回の協定では調査に関する最新技術を共有することや調査にあたる専門職員を相互に派遣することで人材不足などの課題を解決し文化財の発掘調査を円滑にする施策が盛り込まれています。 また協定では、県や文化庁に共同で要請し課題解決の実現性を高めていきたいとしています。
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