ラグビー・全国大学選手権…京産大、4大会連続4強止まり
ラグビー・全国大学選手権第6日（2日・国立競技場＝読売新聞社後援）――準決勝が行われ、大会3連覇中の帝京大が明大の反撃を34―26で振り切り、4大会連続で決勝に進んだ。早大は31―19で京産大を退け、2大会ぶりの決勝進出。13日の決勝（秩父宮）で、帝京大は4大会連続13度目、早大は5大会ぶり17度目の優勝を狙う。
京産大は、またも決勝への壁を越えられず、4大会連続で準決勝敗退。「（武器の）FW戦で優位に立ちたい」（広瀬監督）と臨んだが、相手にスクラムで主導権を握られ、反則から失点を重ねた。 「FWだけで攻める形になった」とSH土永が振り返ったようにBKと連係できず、前半は無得点。後半、FW陣を起点にした攻めから、FL日吉らが3トライを挙げたが、遅かった。11度目の準決勝も白星を手にできず、共同主将のFB辻野は「強みを潰してくる相手に、どうするか（が今後の課題）」と語った。
