（24日、プロ野球ドラフト会議） 24日にあったプロ野球のドラフト会議で、大分県立佐伯鶴城高校の狩生聖真（かりうしょうま）投手（3年）が、埼玉西武ライオンズに3位指名された。口を横一文字に結んでドラフト会議の中継を見守っていたが、指名された瞬間、笑顔がこぼれた。 【写真】仲間に胴上げで祝福される狩生聖真投手=2024年10月24日午後6時51分、佐伯鶴城高校、大村久撮影 佐伯市出身で身長186センチ、体重73キロ。長身から投げ下ろす最速150キロの直球と、5種類の変化球を持つ本格派右腕。今夏の大分大会は準々決勝で敗退したが、計13イニングを投げて14三振を奪う投球を見せた。 狩生投手は記者会見で「日本のエースと言われるようなWBCで活躍できる選手になりたい。早く1軍で投げたい」と目標を語った。また「（今後は）気持ちを切り替えて頑張って、支えてくれた家族や、指導してくれた監督に恩返しをしたい」とも話した。（大村久）
朝日新聞社
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