30周年の人気菓子「ブラックサンダー」が恩人探し…生産中止から復活のきっかけは九州
■「九州に恩返し!」 「ブランド存続の危機を救ってくれた九州のみなさまに感謝を伝えたい」製造元の有楽製菓は、17日の新聞朝刊にカラーの全面広告を出して、復活を熱望してくれた九州の卸業者や小売事業者を探しています。 有楽製菓マーケティング部杉田晶洋部長「九州で『扱いたい』と言ってくれた方の声がなければ、今のブラックサンダーはない。ブラックサンダーは今、チョコレートのカテゴリーで年間の売上げ数量(本数)が実は日本一。単価が安いので金額で言うとブランドのトップランクには入っていない。ゆくゆくはトップ3ぐらいには入りたい」 ■38円で「おいしさイナズマ級」 ブラックサンダーの価格は税込みで1個38円。 ココアクッキーを連想させる「ブラック」に子供が好きな戦隊ヒーローを連想させる「サンダー」を加えたネーミングで、キャッチコピーは「おいしさイナズマ級」です。 定番の商品以外にも、北海道限定の「白いブラックサンダー」、宇治抹茶を使用した「京都ブラックサンダー」、そして、沖縄県特産の黒糖を使用した「沖縄ブラックサンダー」など地域限定商品も販売されていて、累計出荷本数は17億本を超えています。 ■「”恩人”の情報提供を」 九州の一部の店舗から復活を望む声が上がったことで、再販売が決定したブラックサンダー、その時の恩人を探しています。 有楽製菓では「心当たりがある人は『ブラックサンダー恩人探し事務局』までメールで連絡してほしい」と話しています。
RKB毎日放送