テレビ大阪、新社屋から放送開始 21階建て複合ビル
テレビ大阪は13日から大阪市中央区大手前の新社屋から放送を開始した。 午前5時45分「モーニングサテライト」で、同局の歴史を約1分、VTRで振り返ったあと、加守哲朗アナが「2024年、新たな挑戦が始まります」と第一声。 同局は今年が開局42周年。新社屋は旧社屋の東隣に昨年末完成。ホテル「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」が同居する21階建ての複合ビル。テレビ大阪は1～4階に入居。1階に地域の住民が集い、賑わいの拠点となるよう多目的ホールが設置されているほか、放送設備はすべてIP化されている。 品田卓社長はかねてより新本社の性格を「大阪・関西を元気にする拠点」と位置付けている。メディアとホテルが一体化した新しい大阪の情報発信基地への期待は大きい。 関西のテレビ局ではNHKと民放4局がすでに局舎の建て替えや移転を完了、テレビ大阪が最後の局舎移転になった。
電波新聞社 メディア事業本部 報道部
