iPhone、Mac、iPad連係使いこなしてる?生産性・タイパを向上させる連係機能5選
3. Macの写真にApple Pencilで書き込みをする
Macに保存した画像にApple Pencilで書き込みをしたいときに、画像ファイルをいちいちAirDropでiPadに送ったり、「写真」アプリ経由で同期したりするのは非効率。「連係マークアップ」を使えば、スマートに一連の作業を行なえます。 連係マークアップの使用手順 まず、Macで画像ファイルが選択されている状態でスペースキーを押し、プレビューで画像を表示します(ダブルクリックでファイルを開く必要はありません)。 続いて、右上のペンの形のマークアップアイコンをクリック。 マークアップのメニューが表示されたら、一番右に表示されているペンに矢印のついたアイコンをクリックしてiPadを選択しましょう(環境によっては長方形のアイコンをクリック)。 すると、iPadで画像が表示されるので、あとはApplePencilで書き込みます。最後に「完了」をタップすれば、iPadで書き込んだ内容が反映された状態でMacの画像ファイルが保存されます。
4. iPhoneの作業をMacで簡単に引き継ぐ
移動中の電車の中でメールの確認や返信をしていて、帰宅後にMacから続きの作業を行ないたいという場合、Macの「メール」アプリの受信箱からさっき見ていたメールを探すのは地味に面倒です。 作業をMacに引き継ぐ手順 iPhoneでメール画面が開いたままになっている場合、DockにMacのメールアプリのアイコンのほかに、右上に小さなスマホのマークが表示されたメールアイコンが表示されるはずです。これをクリックすれば、iPhoneで開いているメールを一発で開くことができます。 メールのほかに、メモやカレンダー、Safari、リマインダーなど多くの純正アプリが対応。デバイス間で情報を同期させている場合も、アプリを改めて起動するより効率的に作業できます。
5. 自分のiPhoneの動画を他人のMacで再生
iPhoneの動画を打ち合わせの席で他人に見せたい場合、iPhoneの小さな画面をのぞき込んでもらうのも、重い動画ファイルをAirDropで相手に送るのもあまりスマートではありません。そんなときはAirPlayを活用しましょう。 AirPlayの使用手順 「写真」アプリで動画を開き、「共有」アイコン→「AirPlay」の順にタップ。 共有先の候補が表示されたら相手のMacを選択すれば、Macに動画が表示され、iPhoneからの操作で再生を行なえます。 なお、この機能を使うには、iPhoneおよび共有相手のMacが同じWi-Fi ネットワークに接続されていること、Macの設定の「一般」→「AirDropとHandoff」の「AirPlayを許可」の項目で、「同じネットワーク上のすべての人」もしくは「すべての人」が選択されている必要があります。 ちょっとした時短も、積み重なれば大きな時間の節約になります。連係機能を使いこなして仕事をもっと効率化しましょう。
酒井麻里子