あまりにも残念…。ユーロ2024、グループリーグ期待ハズレの選手(2)まさかの0得点…。決定力不足に泣いたベテラン
現地時間6月26日にEURO2024(ユーロ2024)のグループリーグ全日程が終了した。イタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリのように評価を大きく上げた選手もいれば、低調なパフォーマンスに終わった選手もいる。今回は、出場国の中で期待外れに終わった選手をピックアップして紹介する。 【決勝トーナメント表】サッカー ユーロ2024(EURO2024)
FW:アントワーヌ・グリーズマン(フランス代表) 生年月日:1991年3月21日 グループリーグ成績:3試合0得点0アシスト フランス代表はグループDを1勝2分の2位で通過した。初戦で勝利したオーストリア代表に首位を譲った原因は3試合で2ゴールしか奪えなかった“決定力不足”である。 この決定力不足に大きく関わってしまったのがアントワーヌ・グリーズマンだ。特に彼のミスが響いたのがオランダ代表との第2戦で、完璧なチャンスメイクの後にゴール前で大ブレーキとなっている。 16分と65分に訪れた2つの決定機は、いずれもゴールに流し込むだけという場面だったが、左足がボールにミートしなかった。この精度が足りていなかったことでオランダ代表との試合はスコアレスドローに終わっており、どちらかの場面でゴールを決めていれば首位通過が決定していた。 その他の試合でも決定機逸があり、グリーズマンは3試合で8本ものシュートを放ちながら1ゴールも奪えなかった。実際の得点数(0)とゴール期待値(1.84)の差は出場選手で最も大きく、データでも彼の決定力不足が証明されている。しかし、彼本来の実力を考えればそこまで大きな問題ではなく、決勝トーナメント以降でグループリーグでのミスを取り返す可能性も十分にあるだろう。
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