【有馬記念・生情報】7歳の古豪ディープボンドは絶好調 陣営「久々に〝上積みがあるな〟と感じます」
[GⅠ有馬記念=2024年12月22日(日曜)3歳上、中山競馬場・芝内2500メートル] 4年連続のグランプリ出走となるディープボンド(牡7・大久保)は、20日、栗東坂路を元気に駆け上がった(4ハロン67・1ー16・3秒)。 「元気いっぱいなのはいいことですね。そういうときは好走してくれています」と充実ぶりを口にしたのは谷口助手。紡がれる言葉から伝わってくるのは、とにかくディープボンドの具合のいいということだ。 「今年の中でもいい状態ですし、京都大賞典(2着)のときよりもいいですね。久々に〝上積みがあるな〟と感じますよ。春頃と比べてもトモの入りが良くて、弾みがあります」 ズバリ好走のポイントは?の問いに谷口助手は「いかに楽に前め、内めにつけられるかが課題ですね。中山は不得意だとは思わないですし、下り坂は得意ですから。京都のように良さを生かせれば。どれだけ出しても折り合いがつくのは強みですね」と前向きに回答した。 7歳という、競走馬としてはベテランの域に達したディープボンド。黒鹿毛の馬体を輝かせて、暮れのグランプリで悲願のタイトル獲得に燃えている。
東スポ競馬編集部