小学生が指かまれるケースも…イルカ被害が敦賀半島で続出 福井県敦賀市が注意喚起を緊急要請
福井県の敦賀半島の海岸で遊泳者がイルカにかまれ負傷する被害が相次いでいる。敦賀海上保安部によると、敦賀市と美浜町で8月6日までに計6件7人の被害を確認。浅瀬で遊んでいた小学生が指をかまれるケースもあり、同市は同日、海水浴客に注意喚起するよう管理者に緊急要請した。 敦賀市内では白木、手の浦の両海水浴場と縄間の海岸で、遊泳中の中学男子と小学男子らが被害に遭ったほか、敦賀半島の北西2キロ沖合ではプレジャーボートの男性がイルカを触ろうと海に入ったところかまれた。 同市内の海水浴場にはイルカが嫌がる超音波発信器は設置されていないが、看板やチラシで海水浴客に注意を促している。浅瀬で小学生が被害に遭った海水浴場では、管理人らが駐車場で一人一人に声をかけている。
福井新聞社