JAL、国際線旅客56万人 利用率78.8%=4月実績
日本航空(JAL/JL、9201)の2024年4月利用実績によると、国際線の旅客数は前年同月比10.9%増の56万3617人だった。ロードファクター(座席利用率、L/F)は4.3ポイント上昇し78.8%だった。国内線は旅客数が0.7%減の256万4713人、L/Fは0.4ポイント上昇し68.4%となった。 【写真】JAL A350-1000の個室ファーストクラス 国際線方面別でL/Fが最も高かったのは、韓国線の90.7%(前年同月比8.9ポイント上昇)だった。一方、最も低かったのはハワイ・グアム線で64.1%(8.1ポイント上昇)だった。 旅客数は東南アジア線を除き、6方面で前年同月を上回った。このうち増加率が最も高かったのは中国線で、前年同月比58.9%増の7万2269人。唯一の前年割れとなった東南アジア線は、4.4%減の21万5594人だった。 貨物の輸送実績は、国際が3万9434トン(13.7%増)、国内は2万4057トン(5.8%減)だった。
Yusuke KOHASE