「三重県で多い名字」ランキング! 第2位は「山本」、1位は?
リクスタが運営する名字の由来などの情報サイト「名字由来net」は、2024年10月時点の政府発表統計および全国電話帳データをもとに、全国および各都道府県で人口の多い名字をランキング形式にまとめました。 【画像:ランキング30位~1位を見る】 本記事では、その中かから「三重県名字ランキング」を紹介します。どのような名字が多いのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
●第5位:鈴木(約1万8600人)
第5位は「鈴木」で、三重県の人数は約1万8600人でした。全国的に多い名字で、全国順位は第2位となる約175万7000人です。 全国の鈴木姓のルーツとされているのが、和歌山県海南市藤白にある「鈴木屋敷」です。平安末期ごろ、熊野信仰を広める拠点としたもので、現在ある建物の一部は江戸時代末期に建てられたといわれています。 鈴木姓の有名人には、元プロ野球選手のイチロー(鈴木一朗)さん、俳優の鈴木亮平さん、鈴木京香さん、歌手の鈴木亜美さんなどがいます。
●第4位:田中(約2万3000人)
第4位は「田中」でした。全国人数は第4位となる約130万2000人。そのうち約2万3000人が三重県となっています。 一般的に「中央にある田地」を田中と呼び、日本が農耕国家であったことから全国的に「田中」という地名が多く、そこで生活をはじめた人たちが田中姓を名乗ったとされています。また、清和源氏や桓武平氏など、さまざまなルーツを持っているところも特徴です。 名字由来netのデータによると、西日本を中心に全国的に多く見られる名字で、都道府県別では、東京都(約15万7000人)・大阪府(約12万2000人)・福岡県(約9万4200人)の順に多いようです。
●第3位:中村(約2万5700人)
第3位は「中村」で、三重県の人数は約2万5700人でした。中村姓は北海道から沖縄県まで幅広く分布する名字の一つで、全国順位も第8位となっています。 中村姓にはさまざまなルーツがあるようです。村が発展し、分村ができたときにもともとあった村を「中村」と呼んだことや、村の中心に暮らし、リーダー的な役割を担う一家が「中村」と名乗ったことなどが語源として考えられています。 中村姓の有名人には、俳優の中村倫也さん、中村アンさん、声優の中村悠一さんなどがいます。