北海道がウェルシュと契約継続…今季途中に離脱も“平均ダブルダブル”の実力者
5月20日、B1東地区のレバンガ北海道は、トーマス・ウェルシュと2024-25シーズンの選手契約が合意したことを発表した。 アメリカ出身で現在28歳のウェルシュは、213センチ111キロの体格を誇るセンター。2018年にNBAドラフト2巡目でデンバー・ナゲッツへ加入しキャリアを始めると、その後はシャーロット・ホーネッツやGリーグ、ベルギーでプレー。2022年に来日し、山形ワイヴァンズでBリーグデビューした。 北海道へ移籍した今シーズンは1月まで33試合に先発出場し、1試合平均11.3得点12.2リバウンドとゴール下で存在感を発揮していたが、2月に「外傷性右肩関節脱臼」でインジュアリーリスト入り。シーズン中の復帰は叶わず、治療に専念するためにに3月に帰国する旨が発表されていた。 今回の契約発表に際し、ウェルシュと横田陽代表取締役CEOは、クラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントした。 ▼ トーマス・ウェルシュ コメント 「レバンガ北海道の一員としてまた共にプレーすることにワクワクしています!昨シーズンこのクラブでプレーできたことを誇りに思いますし、引き続きチームの成長と成功に貢献できることに興奮しています。一緒に素晴らしいシーズンにしましょう!」 ▼ 横田陽代表取締役CEO コメント 「このたび、レバンガ北海道は、Bリーグ2024-25シーズンにおきまして、トーマス・ウェルシュ選手と契約を締結したことをご報告申し上げます。ウェルシュ選手は昨季からレバンガ北海道に加入し、自己犠牲を厭わない献身的なプレーでチームの勝利に貢献するとともに、練習から声を出し、チームに良い影響をもたらしてくれる模範となる選手でありました。現状手術後のリハビリも順調であり、遂行力やバスケットボールIQも高く、小野寺ヘッドコーチのバスケットに欠かせない存在として来季も攻守にわたる活躍を期待しています」
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